「かがわオリーブオイル品質表示制度」は
香川県産オリーブオイルに対する
消費者の信頼を高め、
その普及と需要拡大を図り、
本県のオリーブ産業の振興に資するものです。
生産者の日々の努力と研究により、
香川県産オリーブオイルの品質は
高められています。
かがわオリーブオイル
品質表示制度
国際的にエキストラバージンオリーブオイルと認められる基準に準じた「スタンダード」と、さらに高品質な「プレミアム」の2種類の基準があります。
認定製造業者
- 蒼のダイヤ
- アグリオリーブ小豆島
- アライオリーブ
- i’s Life(イズライフ)
- 井上誠耕園
- 鵜足津福祉会
- オキオリーブ
- オリーブ園
- おり~ぶの風農園
- 金両
- 三枝造園
- 小豆島オリーブ
- 道の駅 小豆島オリーブ公園
- 小豆島ヘルシーランド
- 小豆島岬工房
- 荘内半島オリーブ農園
- 瀬戸内オリーブ園
- 瀬戸内オリーブ基金
- 創樹
- 空井農園
- 髙尾石材(オリーブアイランド)
- 高尾農園
- 高橋商店
- タケサン
- 鶴亀園
- 東洋オリーブ
- 中武商店(なかぶ園)
- ひまわり福祉会
- 三豊オリーブ
- 八木農園
- ヤマサン醤油(せとうちビオファーム)
- ヤマヒサ
- 山田オリーブ園
(50音順。令和3年1月末現在。)
認定製造業者名をクリックすると
詳細情報がご覧いただけます。
蒼のダイヤ
多度津地区は瀬戸内海からすぐに山へと続く水はけと日当たりのよい丘陵地で、技術を要するデラウェア種のぶどうを栽培し、「赤いダイヤ」と呼ばれてきた。高齢化による耕作放棄地対策として、オリーブの栽培を始め、現在50戸の地元農家(50人の地元農業者)が一丸となって取り組んでいる。
●多度津産手摘み エキストラバージンオリーブオイル
手で収穫したオリーブを24時間以内に採油。優しい口当たりと辛味をバランス良く持っており、粉ふきいもや魚のムニエルなど、まろやかで優しい味わいの料理と相性が抜群。
〒764-0036仲多度郡多度津町大字見立1856番地3
TEL.0877-89-2797
アグリオリーブ小豆島
採油後のオリーブ果実で畜産用飼料を生産し、オリーブ牛農家の堆肥をオリーブ畑に還元したり、剪定枝葉も果汁とともに堆肥にするなど、循環型の農業を率先して実施。島内農家に農地の開拓、苗の供給、栽培、加工、販売の指導・サポートも。島内におけるオリーブ産業の発展・拡大を願う。
●小豆島産エキストラバージンオリーブオイル
コクと優しい辛味を楽しませてくれるオイル。柑橘やリンゴなどさまざまなフルーツにかけたり、冷奴や卵かけ御飯など、優しい味わいの和食にかけるのがおすすめです。
〒761-4426小豆郡小豆島町馬木甲49-5
TEL.0879-82-5662
アライオリーブ
若い緑のオリーブ果実の風味と品質を取り出すため、採油率3~4%の果実から採油。これは熟果のわずか3分の1。品質にこだわり、収穫後6時間以内に採油。オイルの酸度は、国際基準の0.8%以下をはるかに超える0.1%以下を実現する。研修生を募集して次世代の作り手育成にも力を入れる。
●エキストラバージンオリーブオイル
若い緑色のオリーブ果実から採油するオイルの品質を追求し、収穫後6時間以内に採油。酸度0.1%以下。和食など、上品で繊細な料理の仕上げに使うと甘味が際立つ。
〒761-4411小豆郡小豆島町安田甲664-1
TEL.0879-82-0733
i’s Life(イズライフ)
園主の堤さんは、大阪から移住してオリーブ栽培を開始。真剣な会話の中でも時折笑わせてくれるユーモアさと、丁寧でまじめな性格。オリーブの魅力を楽しく伝えたいと、見学も積極的に受け入れる。人と人のつながりを大切にする姿勢がリピーターや紹介者を生み、ファンが増えている。
●小豆島産100%オリーブオイル
イチゴをちょっぴりへたごと食べたような柔らかな甘味と苦味ある穏やかな風味。炊き込みご飯、おひたし、果物などにかけると、食材の風味にそっと寄り添って優しく引き立てる。
〒761-4122小豆郡土庄町上庄1956-1
TEL.0879-62-9377
井上誠耕園
「農業の景観を再生したい」「オリーブで島を元気に」という代々受け継がれてきた想いを胸にオリーブを植え、耕作放棄地の開墾に取り組んできた。オリーブの認知が低くて売れない時代も栽培を続けてきた。そんな島の恵を感じられるよう、カフェや売店、パン屋を農園に併設している。
●小豆島産手摘み緑果オリーブオイル
小豆島産の熟す前の緑の果実のみから採油。採油率は5~7%と、熟した果実の半分以下の量しか採れない貴重なピリッと刺激の強いオイル。貝のお刺身やローストビーフに。
〒761-4395小豆郡小豆島町池田2352
TEL.0879-75-1101
鵜足津福祉会
宇多津の塩田跡地を「エコランド鵜足津(うたづ)」として再生。障がい福祉サービス事業の一貫としてオリーブを植えたのが始まり。除草に活躍しているヤギとのふれ合いは、利用者の表情をやわらげる。利用者と職員が一粒ずつ丁寧に手で収穫するなど、実直な手仕事を積み重ねる。
●エキストラバージン・オリーブオイル
園内のオリーブ果実を利用者と職員が手摘みし、収穫から3時間以内に採油し、酸度0.1%未満を実現。香り高く、苦味も辛味もしっかりとした、厚みがある味わいのオイル。
〒769-0224綾歌郡宇多津町平山2628-718
TEL.0877-41-0873
オキオリーブ
料理を作るのも食べるのも好きで、「オリーブオイルは味の拡大鏡だ」と、興味を持っていた澳さん。体に合わない油があったことも相まって、自らオリーブオイルを作り、楽しい食育をやろうと一心奮起。和食に合うミッション種の早摘みのオイルのみを作り、イベント・販売・カフェを通じて想いを伝える。
●オキオリーブ
採油率はわずか3%という希少な熟す前の緑の果実を丁寧に手で収穫し、収穫後4時間以内にオイルにする。爽やかな辛味と、玉露のように品と深みのある旨味が絶妙。
〒761-0445香川県高松市西植田町4532
TEL.080-1623-7772
オリーブ園
現存する民間最古のオリーブ園であり、1972年に日本初のオリーブ観光農園として整備された。海を眺めるオリーブ原木がある園地には、樹齢100年の古木が並ぶ。レストランで自社農園産オイルを味わえるサービスがあるほか、オリーブオイルのブレンド体験も楽しめる。観光もオリーブも楽しもう。
●1st ORIGIN エキストラ バージンオリーブオイル
良質な果実を吟味して収穫。ブレのない風味を志し、理想の風味になるよう、採油別のオイルを厳選してブレンドしているのでバランスに長け、幅広い味わいの食材に合う。
〒761-4434小豆郡小豆島町西村甲2171
TEL.0879-82-4260
金両
「お客様とは家族のような関係です。家族に美味しいものを届けたい。そういう気持ちで、汗をかいて愚直に、まるで子育てをするように丁寧にオリーブオイルを作っています」とは、同社の社長、藤井寿美子さん。創業家である醤油業には、百年にわたり親子3代の付き合いが続くお客さまも。
●小豆島産初摘み緑油プレミアムエキストラバージンオリーブオイル
三枝造園
現在園主は79歳。しかし、若者にも勝る生き生きとした姿勢で「美味しいからまた買いたいと言ってくれると、もっと美味しいのを作ろう!と考える。そうすると品質があがる。オイルはやったことが答えとして出るからおもしろい。それは、造園にはないおもしろさだよ」と、品質追求に意気込む。
●エキストラバージン・オリーブオイル
採油後のオイルは専用保管庫で空気に触れずに保管し、酸化を防ぐ。緑の果実を約15%混ぜ、柔らかさと辛味や苦味のバランスを工夫。夏のひんやりとした料理にお勧め。
〒761-4101小豆郡土庄町甲5481-2
TEL.0879-62-0284
小豆島オリーブ
まだ、日本全体でオリーブ製品があまり出回っていない1950年10月に、オリーブを普及する目的で設立。以来、「小豆島から『美』と『健康』をお届けします」をテーマに、長年に渡り、オリーブ農家が育てたオリーブ果実を買い取り、様々なオリーブ製品を開発し、販売することで地域に貢献してきた。
●手摘み小豆島産エキストラバージンオリーブオイル
緑色の若いオリーブ果実から採った希少なオイル。深い香りと、キレのある辛味、春菊や山菜のような落ち着きあるほろ苦さがあり、白和や寄せ鍋などに使うと味が引き締まる。
〒761-4111小豆郡土庄町甲1360-95
TEL.0879-62-1277
道の駅 小豆島オリーブ公園
明治41年にオリーブ試験地が設置され、日本のオリーブ栽培発祥の地となった試験園をもとに整備した公園。広大な敷地に様々な体験施設や、オリーブの歴史と魅力に触れられるスポットが点在し、オリーブにまつわるイベントも充実。さらに収穫体験や採油場見学、就労体験をすることも可能。
●公園エクストラバージンオリーブオイル(ミッション種)
全国のリピーターに定評ある一品。グレープフルーツやパイナップルのような華やかな香り。玉露のお茶のような深い味わいで、ミネストローネなどのコクのあるスープにぴったり。
〒761-4434小豆郡小豆島町西村甲1941-1
TEL.0879-82-2200
小豆島ヘルシーランド
「イタリアを訪れたとき、樹齢300年以上のオリーブが樹海のように広がる姿から『生命』を感じ、深い感動と幸福感に満たされました」と、オリーブと共に暮らす健やかな生活を届けるべく、研究・開発を続け、まるごと活かしたスキンケア化粧品や健康食品・飲料など、幅広い商品作りに邁進している。
●小豆島産エキストラヴァージン オリーブオイルゴールドラベル
小豆島岬工房
「オリーブを知ってもらいたい」と、売店と見学コースを設ける同社。予約をすれば、農園や、新漬けを作っている様子、オリーブオイルを採油している様子など、リアルな現場を案内してもらえる。売店にはバラエティ豊かなオリーブ製品が並び、解説を聴きながら試食したり、肌につけて試すことができる。
●エキストラバージンオリーブオイル"味咲"
剪定枝と採油後の果実を混ぜて作った自家製堆肥を与え、農薬も推奨の量より抑えて作ったオイル。レモンやハーブと一緒に、パエリアやピクルスなどの地中海料理を作ると◎。
〒761-4304小豆郡小豆島町室生甲167
TEL.0879-75-1303
荘内半島オリーブ農園
農園には眺めの良いウッドデッキカフェや宿泊施設を併設。訪問した人は、海を望む農園を楽しみながら、手間暇かけてオリーブを育み、採油する姿を側で見ることができる。「地域のみなさんと一緒になって育み、未来に引き継がれる農園を目指す」という先代の想いを、着実に実現させている。
●エキストラバージンオリーブオイル(ルッカ種)
自社農園産100%。ラムやランのシンビジウムのような、キレのある辛味とバナナやシナモンのような味わいが合わさるエレガントなオイル。チーズケーキなど、コクのあるスイーツに。
〒769-1105香川県三豊市詫間町積992
TEL.0875-24-9160
瀬戸内オリーブ園
ミネラル豊富なカキの貝殻を敷き詰めたり、防虫効果を目的にマリーゴールドを植えるなど、独自の工夫を試みる。さらに、剪定枝を堆肥にし、農薬散布回数を半分程度に抑えることも。厳しい検査基準のオリーブハマチ、オリーブ畜産物の飼料も供給し、葉も採油後の果実も活用している。
●100years quality Setouchi Olive ルッカ種
自社農園産100%。完熟キウイのような香りを楽しめる、料理を邪魔しない可憐なオイル。お吸い物や茶碗蒸しなど、お出汁との繊細なハーモニーを楽しむのにぴったり。
〒762-0015坂出市大屋冨町3095-424
TEL.0877-43-4700
瀬戸内オリーブ基金
日本最大規模といわれた有害産業廃棄物の不法投棄事件をきっかけに、瀬戸内の美しい自然を守り、再生することを目的に、2000年に基金を設立。国立公園の原状回復、美しい海岸風景の復元、痩せた土地の再生など、様々な活動を行う。この取り組みに県内外の複数の企業も協力する。
●豊島OLIVE
豊島で、住民やボランティアの人たちが育てたオリーブを島内で採油。イチゴや洋梨のような甘い香りと、からしのような心地良い辛味があり、ポテトサラダやお浸しにお勧め。
〒761-4661小豆郡土庄町豊島家浦3837-4
TEL.0879-68-2911
創樹
同社のテーマは創業から一貫して「オリーブと共に生きる」。細やかで丁寧な仕事ぶり。農園や加工場からは、その生き方を喜びに感じている様子が伝わってくる。自社農園産の果実のみを使い、単一品種のこだわりのオイルを作りあげる責任ある一貫生産で、お客様との深い信頼を築いている。
●自家栽培 手摘み・一番搾り「エキストラバージンオリーブオイル」ミッション・ミディアム
空井農園
「いろんな方に出会えるのがうれしい」と、空井夫婦は定年後の時間をオリーブ栽培に捧げる。全国各地からオリーブを学びにやってくる人が絶えなく、商品を買っていただいた方からはお礼の電話や手紙をもらうことも。夫婦で力を合わせて、苗木の栽培から採油まで一貫して手がけている。
●小豆島の農家が作ったオリーブ油(コロネイキ種)
精選した自社農園の緑の果実を使用。強い辛味と香草のような香りがあり、白ネギやキノコのグリル、タラなどの白身魚のホイル焼きにかけると甘味や旨味が引き立つ。
〒761-4411小豆郡小豆島町安田甲1372-1
TEL.0879-62-9688
髙尾石材(オリーブアイランド)
東京で20年間通販会社を経営した経験から、生まれ拠点の小豆島の食品は、「都市の人の心身を豊かにする」と確信。協力してもらっている島内の数農園の理解を深めるため、そしてお買い求めいただくお客様により想いを伝えるために、自社でもオリーブを育て、多様な商品に展開している。
●小豆島産手摘み100% 「蒼」エキストラヴァージンオリーブオイル(ルッカ種)
高尾農園
採油場の隣には、勉強ができる大きな机が置かれている。学習や研修を目的に様々な人が交流し、学び合い、高め合う場にしているからだ。スタッフは高尾さん1人だが、高尾さんが学びの場を開放していることを聞きつけた人が「手伝いたい」と無償で訪れる。その人数は年間なんと500人以上。
●高尾農園のオリーブ畑®(ルッカ種)
自社農園の果実を収穫した日に採油。青いキウイやマスカットを想わせる味わい深いオイル。フルーツをのせたパンケーキやヨーグルトにかけるとデザートが格段にランクアップ。
〒761-4301小豆郡小豆島町池田1277-1
TEL.0879-62-8838
タケサン
昭和41年に醤油の製造で創業し、日本の食卓を美味しくする各種調味料の製造を手がける。いまやその数約600種!醤油やだしつゆなど和食用だけでなく、オリーブドレッシングや「食べるオリーブオイル」など、様々な調味料を家庭に届ける。自社産オイルは食用のオリーブオイルや化粧品に。
●エキストラバージンオリーブオイル
小豆島で一粒ずつ手で収穫した果実を採油。スッキリとした香りと、カシューナッツのようなまろやかさがあり、お出汁が活きるお吸い物や切り干し大根の仕上げにおすすめ。
〒761-4411小豆郡小豆島町安田甲103-1
TEL.0879-82-5555
鶴亀園
元々は盆栽を主力としていたが、観賞用のオリーブを栽培しはじめ、後にオリーブオイルの製造に着手。海外に足を運んで研究するなど、粘り強く向き合い、質を高めてきた。海外産は扱わず、自社農園産のオリーブ果実のみを自社で採油し、販売する姿勢を貫き、ブランドを丁寧に磨き続けている。
●『太陽のきらめき』自家栽培手摘み・酸度0.3%以下 国産エクストラバージンオリーブオイル(フラントイオ種)
東洋オリーブ
昭和30年創業。日本でオリーブが知れ渡る前から実直に栽培・製造を続け、日本のオリーブの礎を築いた会社。今も国内最大の採油機を稼働させる他、採油後に残る果汁をエキスにしたり、果実を乾燥させて「小豆島オリーブ牛」の飼料にして循環型農業を行うなど、地域貢献を果たす。
●小豆島産エキストラバージンオリーブオイル「手摘み」
澄んだ香りと繊細な甘味と苦味のあるオイル。浅漬けや酢の物、コールスローや絹ごし豆腐など、すっきりとした味わいの和食にかけると、料理に良いアクセントを添えてくれる。
〒761-4398小豆郡小豆島町池田984-5
TEL.0879-75-0260
中武商店(なかぶ園)
「素麺」と「オリーブ」の二軸で展開。オリーブオイルや新漬けにとどまらず、自社農園製のオリーブオイルを素麺の表面に塗ったり(島内は通常ごま油を塗る)、オリーブオイル採油時にできる果汁水を用いた「オリーブそうめん」や「オリーブ生そうめん」の製造など、二次加工品の開発にも余念がない。
●エキストラバージンオリーブオイル
12月ごろに買うとリンゴのような爽やかさと辛味、苦味があり、香草焼きや油の乗った青魚にかけると食材の持ち味をぐっと押し上げる。2月ごろなら柔らかな甘味を楽しめる。
〒761-4411小豆郡小豆島町安田甲1385
TEL.0879-82-3669
ひまわり福祉会
施設利用者の自立を目的にオリーブ栽培を開始。施設利用者は鍬などによる草刈りや収穫、選別、充填などを担当する。いずれも根気と集中力が勝負となる作業であるなか数時間でも黙々と、決められた通りきっちりとこなす。職員は草刈りや耕耘や採油などの機械作業を担当し、二人三脚で作る。
●エキストラバージンオリーブオイル(ミッション種)
シーズン初旬(10月頃)のオイルは辛味・苦味が強く、終盤にかけて和らいでいく。11月中旬のオイルも力強い風味で、白身の焼魚にかけると魚の甘味と旨味を引き立てる。
〒761-4122小豆郡土庄町上庄463-2
TEL.0879-62-4636
三豊オリーブ
耕作放棄地を使って地元に新しい産業を生もうと、平成23年にみかん農園跡地にオリーブを植樹し、年々広げている。1本1本の樹の状態に応じて手を入れ、全ての果実を手で収穫・選別をするなど丁寧な仕事を貫く。植えている品種の8割が、すっきりとしてフルーティな甘みのある「ルッカ」種。
●100%三豊産手摘みエキストラバージンオリーブオイル「あかつきルッカ」
八木農園
懸命に取り組めば、より良いオリーブができるのがおもしろいと、一切の妥協を許さない。収穫後6時間以内に採油。厳しい選別をし、良質な果実だけを使う。講習にも積極的に参加し、各種オリーブの資格も取得。日々の努力は評価され、島内で行う「オリーブ園地品評会」でも上位受賞を重ねる。
●小豆島・八木農園産100% エキストラヴァージンオリーブオイル(ミッション種)
自社農園の果実を自社で採油。辛味・苦味・甘味のバランスが秀逸で、どのような料理とも相性抜群。そのまま飲むのも◎。
〒761-4434小豆郡小豆島町西村甲338番地10
TEL.0879-82-2820
ヤマサン醤油(せとうちビオファーム)
世界中のオイルを味わった時、農薬や化学肥料に頼らずに日本の気候風土に向き合う方が日本人好みの味わいになると確信し、試行錯誤を重ねながら、2012年に日本初の「有機JAS認定」オリーブオイルの製造に成功。30代の男3人が「やったるで!」の心意気で一致団結した賜物だ。
●有機エキストラバージンオリーブオイル
農薬を使わず、日本の土壌に向き合って作った一品。大地の力強さを感じさせるふくよかな風味のオイルを切り干し大根や高野豆腐などにかけると、繊細な食材の持ち味を引き出す。
〒761-4426小豆郡小豆島町馬木甲142
TEL.0879-82-1014
ヤマヒサ
醤油も造る同社は、1987年頃にオーガニックの醤油を輸出する目的で渡航した際、オーガニックでオリーブを栽培する姿勢に共感。帰国後に認定は取らないものの、自社でもオーガニックのオリーブ栽培を試みた。また、オリーブの葉の効能に注目し、農薬を使わない茶畑の葉でお茶も作る。
●小豆島産エキストラ バージンオリーブオイル 自社農園栽培オリーブ油
山田オリーブ園
「小豆島で無農薬栽培は無理」と誰もが口を揃えていたなか、地道に虫や自然の研究を続け、日本で初めて有機のオリーブ栽培に成功。日本のオリーブ栽培でオリーブを枯らす一番の要因となる「オリーブアナアキゾウムシ」に対し、1匹も殺すことなくとことん調べ、今では樹が枯れることもない。
現在日本では、エキストラバージンオリーブオイルの品質を示す基準がないため、平成26年に、香川県は独自に品質表示制度を設けました。衛生面や製造設備の規定を満たす県内の事業者が対象。酸度などを測る化学検査に加え、官能評価を行います。2つのマークがあり、「国際オリーブ理事会(IOC)」が定めるエキストラバージンオリーブオイルの基準に沿うものを「スタンダード」。さらに高品質なものが「プレミアム」です。